サークル「雌伏の日々」の今後の活動予定について

 皆さん、お久しぶりです。3ヶ月ぶりのブログ更新となりましたが、皆さんはお変わりありませんでしたでしょうか? ……はい、そうですよね、そんなわけありませんよね、東日本在住の方は特に。僕の方にもいろいろありまして、いろいろなくても2ヶ月は更新していなかったので、どっちにしろ更新をサボり続けていた公算が高いのではありますが、それはそれとして。3月11日に発生したあの地震により自宅が被害を受けました。家の周囲の大谷石の石塀は崩れ、母屋の外壁はあちこち剥がれ落ちました。ガラスが割れ、サッシも飛びました。数年前に設置したばかりの浄化槽のまわりの地面には亀裂が走り、風呂もトイレも使えなくなりました。ツイッターの方では最初「半壊」なんて表現しましたが、実際には「一部損壊」くらいが妥当なのかな? 僕は専門家でもなんでもないんで、正確にどのレベルに該当するのかはわからないのですが*1
 ともかく、そんな有様でしたから、その日からは自宅で寝起きすることができなくなり(あぶないから)、一家3人1週間ばかり地区の集会所で避難生活を送ることになりました。家屋はともかく、家財道具にはほとんど被害はなく、隣近所にうちほどの被害を受けた人がいなかったことも幸いして、皆さん大変親切にしてくれまし。ありがたや、ありがたや。おかげで、避難生活もそれほど不便を感じるものではありませんでした。木造モルタル築35年の旧宅は、目に見えてあちこちガタがきているのがわかっていたので、「大きな地震が来たら持たんだろうなぁ」などと家族と話してはいましたが。それでも震災の翌日、状況報告に自宅から職場まで自転車で走ったとき、うちが一番被害を受けていたのを目にした時には、少し心がくじけそうになりました……。生まれた時から、ずっと育ってきた家でしたからね。その後、いろいろあって今は市営団地に入居することになり、この記事もそこで書いています((入居が決まるまでにもちょっとした挿話があるのですが、今回は割愛))。
 とまあ、前置きが大変長くなってしまいましたが、ここで本題。「雌伏の日々」はコミックマーケット80が通常どおり開催される限り、次回もサークル参加するつもりであることを、皆さんにお伝えしたいと思います。電力供給の問題やら、会場設備の問題やらで、一時は開催自体も危ぶまれていたようですが、他の即売会も開催されるようなので、コミケもなんとかなるのかな、と。……なんとかなりますよね? なんとかなるといいなぁ……。
 どこぞの掲示板で、「明確に中止しなければならない理由がない以上、イベントは開催すべきだ」という書き込みを目にしましたが、この点は僕もまったく同意見であります。本が出せる環境が取り戻せた以上、新刊を出さない理由なんて見つかりませんからね。今年の夏、皆さんと有明で会えることを信じながら、本日はこの辺で筆を置きたいと思います。それでは、また。 

*1:しかし、「半壊」と「一部損壊」では言葉のイメージにだいぶ開きがある気がしませんか? 「半壊」だと50%以上は壊れてる感じですけど、「一部損壊」だとせいぜい10%くらいしか壊れてない感じがするんですよ。僕の家はイメージ的にその中間くらいかな