「灰羽連盟 Blu-ray BOX 発売記念企画」参加作品更新

 上京紀行を書いていて告知が遅くなりましたが、「灰羽連盟 Blu-ray BOX 発売記念企画〜懐かしいオールドホームへ〜」への僕の参加作品「グリの博物館」四章、五章が公開されました。第三の灰羽の登場とともに図書館のあの人も出てきたりして、だいぶ本編とリンクしてきた感じですね。これで起承転結の承くらいまでは消化できたのではないかと思います。僕の他にも小説の書き手さんが二人も登場して嬉しい限りです*1。そしてなんと、その中には双子の登場する話を書かれている方が! やっぱり、オールドホームの「その後」の話に双子の存在は外せませんもんね。以前、コミケで見つけた灰羽の同人誌でも双子が出てくるお話を描かれてる方いましたし。面白いのが、そのお二方とも双子の灰羽を男女の兄弟として設定されているという共通点。なんだか不思議な符合です*2
 ……と、話の途中ですがここでお詫びしなければいけないことが。実はこれから夏コミに出展する『大正野球娘。』の同人誌制作作業が佳境に入るため、しばらく「グリの博物館」の続きを公開することができなくなりそうです。(仮に)楽しみにしてくださる方がいるようでしたら本当に申し訳ない。次の更新は八月中旬から下旬になってしまいそうですが、必ず完結させる心積もりですので、しばしお待ちをお願いする次第です。
 それはそうと、灰羽BDの特典ディスク観ました。安倍さんと上田Pの対談は聴き応えがありましたね。作品に関しての安倍さんのコメントは、過去のインタビューやら同人で出した「灰羽脚本集」で既出の部分もありましたが、やはり対談という形式だからこそ聴けた部分もあるわけで。上田さんの容赦のないツッコミに苦笑しっぱなしでした*3。特に二人のやり取りで印象的だったのは「俺たちの作品って街とか都市単位の話ばっかりだよね」という部分。荏の花、グリ、流9洲……いわれてみれば、という感じです。しかし、テクノライズからももう7年経つんですね。海外のファンに安倍さんが意図的にアニメから離れてると思われるのも当然のことかも知れません*4。今はあの頃よりオリジナル企画通りづらくなってるだろうしなぁ。灰羽みたいな作りの作品は、そうそう何度も作れるものでもないでしょうしね。

*1:まあ、一人は僕が誘ったようなもんですけど。

*2:お前の話の双子はどうなのかって? 今は秘密です。

*3:「本の化石ってなによ!」の部分とか。

*4:クロダイバー? なんだいそりゃ? そんなの キ に ス る ダ け ム だです。