一人の灰羽ファンとして

 また灰羽の話題ですが、BD発売記念企画に小説で参加された方々に感想のコメントをお伝えしました。リアルでも面識のあるたきてんさんにはメールで、ブログをお持ちの大気杜弥さんと樹さんにはコメント欄にお邪魔して。 偶然でしょうけど、それぞれにカナ視点ヒカリ視点レキ視点と別々の視点から独自に灰羽という物語を捉えなおした作品を書かれているんですね。いずれもキャラの息遣いが感じられる実に素晴らしい作品です。僕なんか、精一杯灰羽の世界に寄り添ったつもりであれですから、困ったものですね。
 本当は絵師の皆さんにもひとりひとり感想をお伝えしたいのですが、なんだか感想を上手く言葉にできそうになくて尻込みしています。絵に対してコメントするという行為を久しくしてなかったからなのか、変に構えてしまって。昔、灰羽のファンサイトに出入りしていた頃は、僕もイラスト掲示板に下手な絵を描いてみたり*1、他の方の作品に気軽に感想を書き添えたりしたものですが……
 これまで入れ込んだアニメは数多くありましたが、ファン同士の交流という点において、灰羽ほど濃密にコミュニティに参加した作品は後にも先にもありませんでした。今思い返してみると、いろいろ無礼も働いたような気もしますし、赤面したくなるような行動*2もあったと思いますが、皆さん生暖かい目で見守って下さったようで感謝しています。結構、年上の人も多かったので、「若気の至り」として受け流してくれたのかも知れません。あるいは、灰羽という作品を愛する者同士として、互いを尊重する気持ちも働いていたのかも。灰羽手帳を片手に、オフ会に足を運んだ日々が昨日のことのように思い出されます。

*1:ペンタブとかないのでマウスで。

*2:本来的な意味での中二病ですね