オールナイト「新文芸坐×アニメスタイル セレクションVol. 11 マイマイ新子と片渕須直の足跡」(1)
土曜の夜のお楽しみ、新文芸坐のオールナイトを観にまたまた池袋に行って参りました。今回は本道(?)に戻ってアニメのオールナイトです。今回の演目は次のとおり。
- マイマイ新子と千年の魔法(2009/松竹)監督・脚本:片渕須直 原作:高樹のぶ子
- 名探偵ホームズ(1984/トムス・エンタテインメント)「青い紅玉(ルビー)の巻」「海底の財宝の巻」(共に劇場公開版)
- おねがい!サミアどん(1985/トムス・エンタテインメント/16mm)「僕の飛行機だドーン」「サミアどんのお誕生日だドーン」
- うしろの正面だあれ(1991/サクセス・ロード)監督:有原誠治 原作:海老名香葉子
- アリーテ姫(2000/Beyond C)監督:片渕須直 原作:ダイアナ・コールス
数えてみたら「マイマイ新子」を劇場で観るのは今回で六度目*1なんですね。ここまで熱意が持続していることに自分でもちょっと驚いています。もっとも今回に関してはマイマイ以外の作品やトークイベントに惹かれて、という側面が強いのですけれどね。チケットぴあで買った前売り券の番号が比較的若かったため、前から三列目、中央の座席に座ることができました。開演時間になると片渕須直監督と小黒祐一郎(アニメライター)のお二方が登場。生で片渕監督を目にするのはこれで五度目(新宿のロフトのイベントで一回、新座の舞台挨拶で一回、阿佐ヶ谷ロフトのイベントで一回、渋谷のオールナイトで一回)です。それからたっぷり一時間、今回の上映作品の話題を中心に(一部脱線を交えつつ)二人の濃いいトークを拝聴して来ました。途中、マッドハウスの丸山プロデューサーに連れられ、声優の桑島法子氏*2が飛び入り登壇するというサプライズがあったり、小黒氏が「これはオフレコだからね。ブログやツイッターで書いちゃダメだかんね」と念を押すような危なげなオフレコ話もあったりしてかなり充実した内容だったと思います。詳しい話を書き出すとまた長くなりそうなので、トークの内容、作品の感想については後述したいと思います。(続きます)